初心者の感覚の価値について | 成熟により失うもの

はじめに

こんにちは、管理人の「釣りチワ」です。

海釣りを始めたばかりの釣りチワは、釣りのことをあれこれ考えていて、いろいろなことを新鮮に感じながら、自分のいまの熱量に大いに乗って楽しんでいますが、最近あらためて思っていることがあります。

それは、初心者として感じている、この熱量や日々の気づきには、「今だけの価値」があるのではないかということです。

今回は、そんな感じた思いを記録としてコラムにしておきます。


成熟すると失われてしまうもの

釣りに限らずですが、人は何かを覚えると、それはだんだん「当たり前」になっていきます。
初心者の頃に感じていた違和感や疑念、得られた気づきの感動は、経験と引き換えに少しずつ消えていきます。

当たり前ですよね。人間は大きな脳があって、記憶や経験で成長できるんですから。

そしてこれもまた当たり前ですが、一度わかってしまったら、もう「わからなかった頃の自分」には戻れません。今の自分として過去の自分を回想することはできますが、新鮮な違和感や気づき・発見には、不可逆性があるということです。

「成熟」は素晴らしく、成長を目指して得られた成果だと思います。
ただ同時に、「初心者の感動」に対する感度を失っていくプロセスでもあるのだと思います。

例えば、今は「ここ、ちょっと怖いな」「初心者は迷いそうだな」と立ち止まる場所も、
慣れてしまえば、何も感じずに通り過ぎてしまうはずです。

そして釣りチワが昨今、一番大事だと感じているのは、「今だけの熱量」です。
今釣りチワにある熱量は、おそらく、成熟とともに減少するか、別の形に変わっていってしまうと思います。

よし今日はこれを全部調べよう!とか、今日は数か所回ってみよう!とかの行動は、今ある熱量そのものが、行動に伴うコストを下げてくれます。


今だから書けること

今の釣りチワは、まだ知らないことだらけですが、いまは初心者ならではの感動と熱量があります。
たぶん、数年後も釣りを趣味に続けていられたら、きっとベテラン釣り師の仲間入りができていることでしょう(笑)

でも、ベテラン釣り師の釣りチワは、「あー、これはこうだね、あれはこんなもんだよ」と、
さも達観したようなことを言うはずです(笑)

その時に、わが身を回想して、初心者の立場に立ち返って、コラムや記事は書けないと思います。

だからこそ、今の自分が引っかかることを言葉にしておいておく価値があるのでは思うようになりました。
たぶん、少し慣れてしまえば、色々な引っかかりは自分にはもう見えなくなっているはずだからです


このサイトで大切にしたい視点

この釣り場ガイドを運営もし始めたばかりで、まだ誰が読んでいることもないと思いますが、
完成された成熟した情報を並べたいわけではありません。

むしろ、

初心者として感じた戸惑いや違和感
・「よくわからない」と感じた正直な感覚
そういったものも含めて、記録していきたいと思っています。

それは、これから釣りを始める誰かにとってのヒントになるかもしれませんし、
将来、少し慣れた自分がどう読むかのアーカイブにもなります。

知らない今には、今しかない価値がある。 成熟してしまえば、もう二度と同じ目線にはなれない。

このサイトは、そんな「初心者の熱量」を記録し続けることで、これから釣りを始める誰かの疑問を少しでも和らげられるといいなと思います。